伝説のじいちゃんたち集結。

キューバにかっこいいじいちゃんたちがいました。

キューバでは有名だけど、国の外に彼らを知ってる人はほとんどいませんでした。
彼らは、すっかりおじいちゃんおばあちゃんになり、ラテンのリズムはホールから
自分の部屋の中だけに響くものになりました。

そんなある日、キューバに旅行にやってきたとあるミュージシャンが、
おじいちゃんにこういいました。

「BVSCのメンバーでもういっかい演奏しない?カーネギーホールで」

メンバーの人達は散り散りになって、余生と呼ばれる時間を過ごしている。
なくなった人達もいる。それでも、もういっかいやりたい。やってみよう。

もうこれだけでもちょっと涙もんです。

街角のちょっとした風景の中がものすごく鮮やか。
葉巻をふかしながら家の前を箒で掃くおばさん。
真っ白なパナマ帽。奇抜な家のドアの色。
音楽が鳴り始めると、勝手に体が動く人達。

これだけ身近に音楽があっても、彼らの音楽を求めた人ははるか遠い国の人。
とんでもないところから、声が届いたわけです。

「おい、一緒にやろうぜ!」

人間にはその個性にあった出来事がやってくる。
諦めていても、そのきっかけは絶対突然やってくる。

そんなことも確かにあるんだろうなと思った映画でした。

じいちゃんかっこええぞ。

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