オトンのこと。

この話確か、中学生の頃に教科書に載ってた気がするんですよね。
(同年代の方がいたら聞いてみたい)

向田邦子さんの家族がお父さんを中心に書かれているエッセイです。
このお父さん、超亭主関白、超理不尽、超頑固。
でも、子供のことは本当に不器用ながら大事にしてるんです。

ある日、突然庭に「池を作る!」と言い出すお父さん。
一生懸命掘って、セメントで固めて、築山を作って、それなりにできあがった瞬間。
縁側でそれを眺めていた、当時小さかった弟さんが落下。
お父さんは激怒して、せっかく作った池を埋めてしまいます。

その夜、寝込む弟さんの頭には巨大な馬肉が。
(腫れと熱を吸い取るという民間療法があったらしいです)
傍らでこの世の終わりという顔で付き添うお父さん。

これだけでも、何かこのお父さん好きになっちゃう。

向田さんはものすごく話の切り替えとかジョイントが上手なので、
読んでて気分が弾んでくるんです。

何度も読んでるのに飽きないんだよなぁ。

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