許すために必要なものってなんだ?

もし、もしですよ?
自分が一番大事にしている人がですよ。

しかも「あー自分のことを大事に思ってくれてるんだなぁ」と
信じていた誰かが、自分をすごい窮地に追い込んだとしたら。
そのとき、自分はどうするんだろう。

ドニーはFBIの潜入捜査官。

うだつのあがらない中年マフィアのレフティにうまくとりいって、
弟分として気に入られます。

レフティは古株なのに未だにボスの片腕にもなれず、自宅ではジャージを着て、
ナショナルジオグラフィックで、動物のドキュメンタリーを見るのが趣味。

時折見せるそういう人間くささに、ドニーは少しずつ気持ちを許すようになり、
レフティもドニーを信頼するようになります。

FBIとマフィア。
結末はなんとなく見えてはいるんだけど、彼のこの一言がガツンときます。

「お前だから、許せる」

自分自身と彼の裏切り、その反対側に載せたのは何だったんだろう。
でも彼の中で天秤は、確かに向こう側に傾いた訳です。

向こう側に積み上げてきたものの重さとか大事さ。
それは、その人にしかわかんないんですね。きっと。

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